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推理アクションゲーム『超探偵事件簿 レインコード』ネタバレなしレビュー

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――雨と謎が降り注ぐ街で、あなたはきっと「続きが知りたい」と思うはず

超探偵事件簿 レインコードとは?

「どうせダンガンロンパの焼き直しでしょ?」という先入観を持ったまま積みゲーにしていたのですが、プレイしてみると良い意味で期待を裏切られました。

本作は、不思議な力を持つ謎の少年・ユーマと、死に神の少女が霧に包まれた都市「カナイ区」で次々と起こる事件を解決していくダークファンタジー推理アクションです。舞台は閉鎖された謎めいた街。そこに渦巻く組織の陰謀と、個性豊かな超探偵たちの物語が、章ごとに丁寧に描かれていきます。

「謎を解く」だけではなく、「謎と戦う」というユニークな体験ができる作品です。推理とアクションが交差するその感覚は、他のゲームではなかなか味わえないものだと感じました。

公式サイト

ゲーム概要

  • タイトル:超探偵事件簿 レインコード
  • 対応機種:Nintendo Switch
  • ジャンル:ダークファンタジー推理アクション
  • プレイ時間:約36時間
  • プレイ時期:2026年3月
  • クリア状況:本編クリア・DLC未プレイ

ゲームの進行は「調査パート」「謎迷宮」「推理パート」の大きく3つに分かれています。
調査パートでは街を歩き回り情報を集め、謎迷宮ではアクションやQTEを交えて真相に迫り、推理パートでは集めた証拠をもとに論理を組み立てます。

難易度はちょうどよいバランスで、詰まる場面はほとんどありませんでした。
ゲームオーバーになるほど難しくもなく、かといって簡単すぎて拍子抜けするようなこともなく、スムーズにストーリーを楽しめます。
章ごとに独立した事件を扱う一話完結スタイルなので、まとまった時間がとりにくい方でも遊びやすい構成になっています。

良かった点

  • ストーリーのクオリティが高い
    「つまらない」というレビューを見かけて長らく積んでいましたが、実際にプレイしてみると思いのほかしっかりと作り込まれたストーリーで驚きました。各章の事件がそれぞれ個性的で、クリア後に振り返っても章ごとに異なる印象が残ります。
    私は特に2章の事件は強く印象に残っています。
  • キャラクターが全員個性的
    登場する超探偵たちはもちろん、容疑者、敵対しているキャラクターまで個性豊かです。
    個人的には主人公の相棒である死に神ちゃんの存在感が特に際立っていました。序盤はやや苦手だと感じていたキャラクターでしたが、物語が進むにつれてだんだんと好感を持つようになり、最終的には一番好きなキャラクターになっていました。
    キャラクターへの愛着がストーリーへの没入感をさらに高めてくれます。
  • 豪華声優によるフルボイスで世界観に引き込まれる
    本編はフルボイス対応。声のついた台詞が世界観のリアリティを底上げしており、カナイ区の雰囲気への没入感が格段に増します。キャラクターの感情が声を通して伝わってくるため、長時間のプレイでも飽きを感じにくかったです。
  • 「謎迷宮」の演出が派手で飽きない
    謎を解くだけでなく、謎と直接「戦う」本作の目玉システム「謎迷宮」は、アクション・QTE・多彩な演出が詰め込まれており、推理ゲームにありがちな単調さを上手く解消しています。調査パートも推理パートもどちらも楽しめ、飽きずに最後まで駆け抜けられました。
  • 一話完結形式で遊びやすい
    各章が独立したエピソードとして完結しているため、「今日はここまで」と区切りをつけやすいのが好印象でした。ボリュームは全体で約36時間とやや長めですが、達成感もその分しっかりあり、クリア後の満足感は高かったです。

 気になった点

  • QTE・アクション要素の好みが分かれる
    謎迷宮ではアクションやQTEが多用されますが、このあたりは好みが大きく影響します。個人的にはQTEが得意ではないため、若干ストレスを感じる場面がありました。
    純粋な推理ゲームを期待している方には合わないかもしれません。
  • ロードが多く、やや長い
    作り込まれた作品だからこそ仕方ない部分ではありますが、ロード頻度と長さが気になる場面がありました。テンポよく遊びたい方には少し引っかかるかもしれません。
  • マップが入り組んでいて迷いやすい
    カナイ区の街中を歩き回る移動パートでは、マップが複雑で目的地にたどり着くまでに迷うことがありました。探索が苦手な方にはやや面倒に感じるかもしれません。

ダンガンロンパと雰囲気が似ているため、ついつい比べてしまいます。
作品単体としては十分に楽しめますが、個人的にはダンガンロンパのほうが好みでした。
同じ会社の作品だからこそ感じてしまう宿命かもしれません。

総合評価

満足度の高い推理アクション
ストーリー・キャラクター・演出のバランスが光る一作

「つまらない」という評判を耳にして敬遠していた自分が正直もったいなかったと感じています。0章の段階では確かに世界が狭く、物足りなさを感じることもありますが、1章以降は行動範囲もキャラクターも一気に広がり、ぐっと面白くなります。

推理とアクションを組み合わせた独自のシステム、作り込まれた章ごとのストーリー、そして愛着の湧くキャラクターたち。これらが合わさったとき、「続編を作ってほしい」と素直に思える体験が待っています。

こんな人におすすめ

  • ダンガンロンパが好きで、同じメーカーの新作を探している人
  • 謎解き・推理ゲームが好きだが、アクションや演出も楽しみたい人
  • 一話完結のスタイルで、章ごとにまとめて遊びたい社会人ゲーマー
  • 個性豊かなキャラクターとの交流を重視するストーリー重視派
  • 声優さんが好きな人
  • 「評判がいまいち」と敬遠していたが気になっていた人

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おわりに

「つまらない」という評判を真に受けてプレイを先延ばしにしていましたが、いざ始めてみれば36時間があっという間でした。
雨が降り続けるカナイ区の世界観、一筋縄ではいかない事件の数々、そしていつの間にか愛着が湧いているキャラクターたち——気がつけばすっかり引き込まれていました。
QTEやマップの複雑さなど気になる点もありましたが、それを差し引いてもストーリーの満足感は十分すぎるほどです。
特にダンガンロンパが好きな方や、推理ゲームに新しい刺激を求めている方には、ぜひ一度プレイしてみてほしいと思います。
0章で少し退屈に感じても、どうかそこで止めないでください——1章からが本番です。

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